会社の経営支配権争いの局面において、攻撃側は、まず何よりも、会社の内部情報を収集する必要があります。

攻撃側は、可能な限り多くの情報を収集した上で、攻撃側の強みと防御側の弱みを分析するなどして、攻撃方法を考えていくことになります。

ただ、攻撃側は経営権を有していないため、会社の内部情報の収集は、必ずしも容易ではありません。

そこで、次のような法制度を適切に利用し、かつ、人間関係その他のあらゆる関係性を利用して、可能な限り多くの情報を収集する必要があります。

会社の登記事項証明書の取得

定款の閲覧

株主名簿の閲覧

株主総会議事録の閲覧

取締役会議事録の閲覧

計算書類等の閲覧

会計帳簿等の閲覧

業務執行に関する検査役の選任申立て